収入面から考える
福岡で求人を探す際は、まずは収入の目安に応じて探すことがコツです。業種や職種によって給料には大きな差があり、専門職や技術職のほうが給料は高い傾向があるものの、未経験OKや無資格OKの仕事であっても給料の差はありますので、自分の生活環境を考えて、希望の業種や職種のなかで自分の収入の目安にあう仕事を探すことが生活基盤を確立するためには重要です。
エリアを決める
働きたいエリアを決めておくことも大切です。それによって生活拠点が変わり、家賃も変わるからです。求人が多いのはやはり中心部になるかと思います。一般の会社が多く、その他だとコールセンターが多いという特徴があります。サービス業や販売業が良ければ、郊外のほうが大型の店舗が多いので、西区・東区・早良区あたりがおすすめです。
条件を整理
働くにあたっての条件を整理していきましょう。職種や給料、働くエリア以外にも、勤務時間や会社の規模、年間休日数、福利厚生なども書き出していきましょう。これらの条件の中から自分が譲れないものをピックアップして、優先順位を付けていきます。その条件にあう求人を探すことになりますが、条件を絞りすぎると条件にあう求人が数件程度しか見つからずに、もしそれで採用されなかったら改めて条件を見直して求人を探さなくてはならなくなるため、ある程度は臨機応変に考えながら、第一志望、第二志望と複数の転職先候補を探していくようにしましょう。
転職の理由をはっきりさせる
自分の「できること」と「やりたいこと」は違います。パソコン操作が得意な人は事務職、調理師の資格がある人は飲食など、できることから考えると仕事は探しやすいでしょう。そのため、仕事はあくまで仕事として、生活をするために必要なことととらえている人は自分が得意なことから仕事を探したほうが早いでしょう。逆に、「資格はないけど介護職にチャレンジしたい」など、やりたいことがはっきりとしている人は、経験の有無にとらわれずにチャレンジしてみると良いでしょう。
また、転職活動の際に転職の理由を必ず聞かれるので、他の地域から移住してくる場合はしっかりとこの点を説明できるようにしておいてください。もし転職の理由が「現在の仕事がおもしろくない」「人間関係が悪い」などといった理由の場合、わざわざ福岡に来なくとも解決することなので、今転職を考えている人はあらためてその理由を考え直しましょう。その結果、福岡で働くことに意味があると判断できるのであれば、問題ありません。
年間休日数も重要
最後に、年間休日数を確認するのも忘れないようにしておきましょう。業種にもよりますが、福岡は週休二日制のところが少ない傾向があるので、年間休日数をしっかり確認して健やかな生活ができる環境であるかを判断しましょう。